【社内研修】～VR認知症体験編～

2019.04.23

～VR認知症体験編～

皆さまこんにちは！

４月某日フェリエドゥ磯子で、今年度入社の新入社員への研修の一環で行われました、
VR(バーチャル・リアリティ)認知症体験を鶴岡が体験してきましたのでご紹介させて頂きます。
研修を通して認知症の方への理解を深め、今後の業務に役立ててもらう事が最大の目的です。
今回の研修は新入社員が対象でしたが、私自身も以前より興味があった為、
無理なお願いをして参加させてもらいました。
当日は、株式会社シルバーウッド様へご依頼・ご協力のもと研修を行っております。
このVR認知症体験は、医療や介護の分野に止まらず、行政・自治体・教育機関・一般企業でも
ご開催されているとの事です。

今回VRという事もあり体験している映像をお見せできなかったり、
ネタバレしない様に細かく説明できないのが残念！
どこかで体験できる機会あれば、皆様も是非体験をして頂きたいと思います。

先ず、ご説明担当の方よりVR視聴にあたっての注意点や、今回の研修の意図など説明してもらいます。
皆、真剣な面持ちで説明を聞きます。

ゴーグルにスマートフォンをはめ込み、ヘッドホンをして体験をしていきます。バーチャルな世界ですが、
リアルな景色が360度広がっています！あまりにリアル過ぎて酔ってしまう者も(^^;)
当日は4つのプログラムを体験させていただきました。
ネタバレ防止の為に詳細はご説明できないのですが、以下4つのコンテンツを視聴しました。

① 「私をどうするのですか？」

② 「ここはどこですか？」

③ レビー小体病幻視編

④ 丹野智文物語

※コンテンツのご説明はリンクを参照ください。
【公式】VR認知症体験プロジェクト　https://peraichi.com/landing_pages/view/vrninchisho

このプログラムは認知症の方への必要な想像力や、知らず知らずのうちに発する言葉や行動がどの様な影響を与えているのか？
また、認知症の方を取り巻くご家族や周囲の人間関係が、いかに大事なのかをイメージ出来る内容となっています。

実際の体験者は後ろに振り返ってみたり、上を見上げたり足元を見たりと、リアルな体験談をバーチャルで体験します。
あまりにリアルな映像に、「うわぁ～」と声を上げたり、実際に無いはずの物を手で触れようとしてみたりと、個々の反応は様々です。
研修前と研修後では、認知症に対してのイメージが180度変わりましたとお話しする者も多く、最後のプログラムでは家族や仲間の温かさを感じて、
「感動して泣きそうだった」等の感想が飛び交います。私自身も、、、(；Д；)
また、プログラムの合間にお話しいただくエピソードは心温まるものや、ご家族様の計り知れぬご苦労など、心に響くお話しをたくさんして頂きました。
皆さん本当に貴重な体験ができたと、感動の余韻に浸りながら研修終了となりました。
今回の研修を通して、一人一人何か感じるのもがきっとあったことでしょう。

帰り道に同僚と、あまりの研修素晴らしさに「一人でも多く体験してほしい！」と研修の興奮さめやらぬまま、熱く意見を交わしながら帰宅の途に着くのでした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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