【海外研修】~井野主任も、ミャンマーへ行く。~
2019.10.01
山下副部長に引き続いて、「介護技能評価試験」に受験する生徒のために井野主任もミャンマーへ向かいました。
帰国後、興奮冷めやらぬまま、時差ボケのままの井野主任に話を聞きました。
―初めての東南アジア出張で、行くまで躊躇されたのではないですか?
井野 私のイメージで、「治安が悪いのでは?」「清潔ではないのでは?」「水や食べ物は大丈夫?」等等、確かに心配していたことは多かったです。
でも、行ってみたら全部吹き飛んでしまいました。特に人に関しては街中の人たちも丁寧親切で温かいのです。とっても良い国です。
―生徒さんはどんな感じでしたか?
井野 仏教国だからなのでしょうけれど、親、先生、年上に対して敬う心が絶対的にあるのです。縦軸がしっかりしている国民性だと思いました。だからこそ、この人達に介護してもらいたいと強く願わされました。
認知症の方への接し方を教えている時に、生徒さんから出る発言にいつも優しさがあるので、とても感銘深かったです。
技術は教えられても、思いやりの心は伝わりにくいことがあります。でも、彼女たちの根底には人を大事にする心があると感じました。
是非とも日本に介護に来て欲しい!そんな人たちばかりでした。
生徒さんは自分のためにというより、家族の生活を楽にさせてあげたいという思いで満ちているのです。ですからとても前向きです。
これから発展していくミャンマーに、そこで生きる人達の向上心を見た思いがしました。
―生徒さんたちは何故日本に来たいのでしょう?アジアに先進国は他にもあるでしょうに。
井野 勿論稼ぎたい、日本のカルチャーが好きということもあります。テレサ・テンや長渕剛が好きだったり、ラッドウインプスや米津玄師を口ずさむ子もいました。
でもみんなが日本に魅かれるのは、圧倒的に信用度が高いからでしょう。日本がミャンマーを支援していて、電気の普及に努めたり、ミャンマーの社会のためになることをしていることなど感謝され、その仕事ぶりが信頼されているからなのでしょうね。私も行くまでは日本がこんなに高く評価されているとは知りませんでした。
―それから心配していた食事はどうでしたか?
井野 まあどれもこれも美味しいっ!スパイスが基調になっていて、油がひたひたでアヒージョのような食べ物も多かったです。角煮みたいのも絶品でした。
でも一番美味しかったのは、生徒さんがランチにと作ってきてくれたチマキのような食べ物でした。その生徒さんは少数民族の人で、ヤンゴンから3時間くらいかかる所の出身です。下宿してつましく生活しているのに、僕のために作ってくれたとは。メガネを曇らせながら食べましたよ。
―そんな人たちが来日して、長く働いてもらい、さらに日本のことを好きになってくれるといいですね。
井野 そうですね。ミャンマーは多民族国家なので、生活習慣や考え方が混ざり合っています。日本のように正論一つでまとめることや空気を読むことは理解しがたいでしょうね。。「日本ではこうだから」というだけでは伝わらないですから、彼女らのこともよく理解して接していかないといけないですよね。
―何だか、急激に国際派になりましたね。兎にも角にもお疲れ様でございました。
関連記事
【サンライズ・ヴィラ小竹向原】 地域交流(板橋区)…
【サンライズ・ヴィラ小竹向原】 地域交流(板橋区) 第一回 通いの場推進シンポジウム 先日(11月11日)、板橋区おとし […]
【サンライズ・ヴィラさがみ野】~ハロウィンパーティ…
🎃サンライズ・ヴィラさがみ野🎃 今年もハロウィンシーズンがやってきました~! 当日は、あいにくの曇天模様でしたが、 リニ […]
【サンライズ・ヴィラ海老名】~海老名名物!!パンバ…
🍞サンライズ・ヴィラ海老名🍞 今回は、サンライズ・ヴィラ海老名名物!! 「パンバイキング」の様子をお届けします! お昼ご […]
【サンライズ・ヴィラ板橋向原】~7月1日オープン!…
🌟サンライズ・ヴィラ板橋向原🌟 介護付有料老人ホーム サンライズ・ヴィラ板橋向原、7月1日のオープンに向けて着々と! 6 […]
【サンライズ・ヴィラ瀬谷】~家具の無料レンタル始め…
🌟サンライズ・ヴィラ瀬谷🌟 入居されたら居室がご自身のお城です。 好きなものに囲まれて😊 ご希望に応じて写真の家具レンタ […]