2024.11.08
ライクは、「エコ・ファースト認定企業」であり、ライクの子会社で保育施設を運営するライクキッズでは保育園で発生した廃油を再利用した「廃油石鹸」を導入しています。未来の世代に豊かな地球を引き継ぐために、日々の小さな取り組みから持続可能な社会の実現を目指す11月9日の「いい地球の日」に合わせ、この廃油石鹸の使用をライクの子会社で介護施設を運営するライクケアにも拡大することをお知らせいたします。
■ライクキッズが始めた取り組み「廃油石鹸の導入」について
ライクキッズでは、運営する保育施設において約11,000名のお子さまをお預かりしており、次世代に豊かな地球を引き継ぐことを使命と考え、持続可能な社会の実現に努めています。この一環として導入している廃油石鹸は、合成界面活性剤を使用せず、手肌に優しく環境への負担が少ない製品です。また、パーム由来の原料削減にも取り組み、循環型社会の形成に貢献しています。この石鹸の使用により、川や海の生態系保護に役立ち、未来の子どもたちが安心して使える持続可能な選択肢を提供します。
2024年4月にライクキッズが廃油石鹸を導入してから半年が経過し、当初は1園のみで行っていた廃油回収が、現在では当時導入した165施設すべてに拡大しました。園児たちからは「ドーナッツの匂いがする!」といった特徴ある香りに対する声が上がり、初めは市販品とは異なる香りや使用感に戸惑う様子も見られましたが、次第に慣れ、持続可能な行動をとることを日常生活の中で学ぶきっかけとなっています。4月以降の新規開設施設においても、順次導入を進めております。
また、にじいろ保育園中野野方では、幼児クラスの子どもたちが給食後にスケッパーを使用し自分たちで皿を綺麗にしてから給食室に返却する活動を行っています。廃油石鹸を用いることで水を汚さず、自主的に環境に優しい行動を実践するなど、環境意識がさらに高まる効果も生まれています。
■11月9日「いい地球の日」、ライクケアでの導入拡大のお知らせ
今後は、グループ全体での導入拡大を目指し、未来の世代に豊かな地球を引き継ぐために、日々の小さな行動から持続可能な社会の実現を目指す11月9日の「いい地球の日」に合わせ、ライクケアの施設にも順次導入することをお知らせいたします。
これからもライクグループは、持続可能な未来を築くための取り組みを続け、環境負荷の低減と社会貢献に努めてまいります。